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茶くま

治療内容:トレチノイン 4クール+レーザー 3 回

茶くま

茶くま メラニン沈着

治療内容:トレチノイン 4クール+レーザー 3 回

茶くま

メラニン沈着が薄くなる=くまが薄くなる

茶くまの治療料金

トレチノイン治療 1クール(約2ヵ月) 約4〜5万円
レーザー治療 1回 約5万円
合計 30〜35万円ぐらい (トレチノイン4クール、レーザー3回)
トレチノイン治療中は少し赤くなります。また強い日焼けはお避け下さい。
レーザー治療後2日ほど腫れます。また、1週間ほどの間かさぶたが生じることがあります。

茶くまの原因を徹底解明

茶くまの原因 色素沈着、つまりメラニンの沈着

茶くまは、色素沈着、つまりメラニンの沈着が原因です。

  • @症候性の色素沈着
     ACTH産生腫瘍やCusing症候群など、ある病気が原因で起こる場合
  • A慢性炎症に伴うもの
     アトピー性皮膚炎などが原因で起こる場合(乾燥肌に伴うことが多い)
  • B原因不明のもの

茶くまの治療において@が原因である茶くまは治療の対象にはなりません。
実際には、AとBが多く見られます。

メラニンとは肌の色を決めている色素で、メラニンが少ないと色白で、多いと黒く見えます。
このメラニンを作っているのが表皮の基底層(一番下の層)に存在するメラノサイトで、表皮内にメラニンが溜まったり、何らかの原因でメラノサイトが活性化されメラニンの産生量が増えることで皮膚が黒く見えてしまいます。
さらに、目元の皮膚はとても薄いので色素沈着も目立ちやすく、黒みも強く見えてしまいます。

茶くまはメラニン沈着が原因なので、メラニンを色素を排出させる治療を行います。
トレチノインは 表皮の基底層に働きかけ、ターンオーバーを早めることで表皮内に溜まったメラニンの排出を促します。
ハイドロキノンは肌の漂白剤と言われ、メラノサイトでのメラニン産生を抑制する効果があります。

茶くまはトレチノインやハイドロキノンなどの外用剤による美白治療が基本ですが、美白治療だけでは十分な効果が得られないことがあります。
そこで、数名の方にご協力を頂き皮膚を調べたところ、表皮の下にある真皮上層〜中層にもメラニンが沈着していることがわかりました。

結果 1.表皮基底層周囲のメラニン沈着 2.真皮上層から中層にも、比較的多くのメラニン沈着

組織所見 (メラニン染色)通常、真皮内にメラニンは存在しません。
(メラニンは、表皮の基底層に存在するメラノサイトで産生されて、有棘層内に分泌されます。したがって、真皮内には通常、メラニンは存在しないのです。)
真皮内に、メラニンが存在する状態は、太田母斑や蒙古斑などの先天性のあざと、炎症後色素沈着で見られます。

茶くまの治療方法 トレチノイン+ハイドロキノンの外用漂白治療+Qスイッチレーザー

治療方法について考えてみます。

トレチノインやハイドロキノンなどの外用剤だけでは真皮のメラニン沈着には大きな効果は期待できないため、他の方法でメラニンを処理する必要があります。(ハイドロキノンやルシノールなどの、チロシナーゼ活性阻害作用を効能とする美白剤は、メラノサイトでのメラニン産生を抑制する薬剤ですので、このような真皮のメラニン沈着には大きな効果は期待できません。)

したがって、しみやあざなどの治療に使用されているレーザーでメラニン色素の除去を行います。

われわれは、トレチノインとハイドロキノンの外用漂白治療と、Qスイッチレーザーを併用した目もとの色素沈着の治療法をおこなって、良い成績をおさめ、これを、米国形成外科学会誌(PRS)に投稿しました。


トレチノインとハイドロキノンの外用漂白治療と、Qスイッチレーザーを併用した目もとの色素沈着の治療法 米国形成外科学会誌(PRS)に投稿

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